新築なのに寒い理由とは|住み始めてからできる対策と相談したほうがいいケースも徹底解説

新築なのに寒い理由とは|住み始めてからできる対策と相談したほうがいいケースも徹底解説

新築に住み始めたのに寒いと感じる理由として、窓まわりの断熱性能や木造住宅の構造が挙げられます。

さらに、24時間換気システムや間取りによる影響も少なくありません。

そこで当記事では、新築でも寒い理由とあわせて、住み始めてからできる対策について解説します。

また、対策をしても寒さが解決できない場合は、施工会社やハウスメーカーへ相談したほうがいいケースも紹介しますので、参考にしてください。

このコラムのポイント
  • 新築なのに寒いと感じる4つの理由をわかりやすく解説します
  • 新築なのに寒いと感じたときに見直したいポイントを紹介します
  • クレーム・確認・相談をしたほうがいいケースを整理します
  • 寒さ対策で改善できない場合に想定される3つのリスクも詳しく紹介します
  • 新築なのに寒さを感じる原因や対策を理解して、快適な生活を目指しましょう

新築なのに室内が寒いと感じる4つの理由

新築なのに室内が寒いと感じる4つの理由

新築なのに室内が寒いと感じる場合、窓まわりの断熱性の低さや木造住宅にありがちな気密性の差が考えられます。

また、24時間換気システムによる外気の流入や間取りによる暖房効率の差など、寒さにつながりやすい要素はさまざまです。

ここでは、新築住宅で寒さを感じやすくなる代表的な4つの理由を紹介します。

窓まわりの断熱性が低い

窓まわりの断熱性が低い場合、新築なのに寒く感じる理由のひとつです。

窓は外気の影響を受けやすく、断熱性の弱いガラスやサッシによって冷気がダイレクトに床に伝わり、足元が冷える「コールドドラフト現象」が起こりやすくなります。

冷えのほかにも、結露が発生しやすい場合は、断熱性能が低いと考えられます。

木造住宅の構造によって気密性に差が出やすい

新築なのに寒いと感じる理由のひとつとして、木造住宅は建て方や施工精度によって気密性に差が出ることが挙げられます。

柱や梁を組み合わせる木造住宅は、わずかなすき間から室内に冷気が入り込み、寒さにつながりやすい構造です。

とくに新築1年目は、建材や基礎部分が周囲の環境にまだなじんでおらず、寒さを感じるケースもあると言われています。

24時間換気システムの種類によって外気が入り込む

新築なのに寒いと感じる理由のひとつとして、24時間換気システムが影響することがあります。

24時間換気システムは、シックハウス症候群の対策として2003年から導入が義務化されている設備です。

熱交換機能がないタイプを設置している場合、室内の空気は逃げやすく、外気が入りやすい構造のため、新築でも寒さを感じやすくなります。

間取りによって暖房効率に差が出やすい

新築なのに寒い理由として、間取りによって暖房効率の差が出やすい点が挙げられます。

広さに応じたエアコンを設置しても寒さを感じる主な要因は、以下のとおりです。

間取り・住まいの特徴 寒さを感じやすい理由
マンションから一軒家に引っ越した 外気に触れる部分が増えるため、暖まり方の違いを感じやすい
吹き抜けがある 暖かい空気が上にたまり、上下階で温度差が生じやすい
玄関とリビングが近い 玄関の冷気の影響を受けやすい
部屋数や仕切りが多い 空気に流れが分断され、暖かい空気が伝わりにくい
リビングに階段がある 階段を伝って暖かい空気が上にたまりやすい

とくに、マンションから一軒家に住み替えた場合、広さに応じたエアコンを設置しても、周囲の住環境が異なるため、寒さを感じやすくなりがちです。

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新築が寒いと感じたときに見直したいポイント

新築が寒いと感じたときに見直したいポイント

新築が寒いと感じたとき、設備の使い方や暮らしを工夫するだけで改善されるケースもあります。

リビングが暖まりにくいときは、エアコンの風向きを見直すと解決する場合も少なくありません。

また、窓まわりや足元の冷えは、カーテンや家具配置の工夫で体感温度が変わることもあります。

ここからは、新築に住み始めてからでも見直せる寒さ対策のポイントを紹介します。

リビングが暖まりにくい|エアコンの風向きを見直す

新築のリビングが寒い場合、エアコンの風向きを見直すと改善できる可能性があります。

暖かい空気は軽いため上へ移動しますが、冷たい空気は重く、意識的に動かさない限り床付近に残りがちです。

そのため、エアコンの風向きを見直すだけでも、体感温度が変わることがあります。

窓まわりが冷える|カーテンを閉め切らず日差しを取り入れる

新築でも窓まわりの冷えが気になる場合、カーテンを閉め切らないことがポイントのひとつです。

冬は日照時間が短いからこそ、日中にカーテンを閉め切ったままだと、貴重な日差しを活かしにくくなります。

また、日が落ちたあとは、窓から冷えが伝わりやすくなるため、カーテンを閉めて暖かさを保つ工夫が大切です。

足元がスースーする|家具配置で冷気の流れを抑える

暖房をつけていても足元がスースーと寒い新築の場合、家具の配置は見直したいポイントのひとつです。

窓まわりや床付近は冷たい空気がたまりやすく、ソファやテーブルなど家具の位置によって冷気のとおり道ができている可能性があります。

ラグを敷いたり家具配置を調整するだけでも、足元が冷えるすき間風対策につながります。

脱衣所や浴室が寒い|暖房の有無を確認する

新築なのに脱衣所や浴室が寒い場合、暖房設備が設置されていない可能性があります。

リビングと違い、脱衣所や浴室は長時間滞在しない場所と想定されるため、暖房が標準設備に含まれていないケースも珍しくありません。

また、暖房機能が標準で設置されている場合でも、存在に気づいていないこともあります。

暖房設備の有無は、給湯器のリモコンや、引き渡し時の資料などで確認してみると安心です。

新築が寒い|クレーム・確認・相談をしたほうがいいケース

新築が寒い|クレーム・確認・相談をしたほうがいいケース

新築が寒く、対策を講じても解決できない場合は、施工会社・ハウスメーカーに確認や相談をしたほうがいいケースがあります。

クレームと考える前に、家を建てた会社へ状況を確認する形で相談してみると安心です。

ここからは、確認や相談したほうがいい代表例を紹介します。

対策をしても特定の場所だけ寒い

家全体はそこまで寒くないのに、特定の場所や部屋の一角だけ冷えを感じる場合は注意が必要です。

暖房の風向きや日当たりでは説明しにくい寒さが続くと、室内の温まり方に偏りが出ている可能性があります。

自分だけの対策では解決しない場合、施工会社やハウスメーカーに状況を伝えて確認してもらうと安心です。

すき間風や結露が多い

新築であってもすき間風や結露が多い場合は、注意が必要です。

とくに窓まわりやサッシ付近の冷気が強いと、断熱や気密の状態が影響している可能性があります。

さらに、結露が繰り返し発生すると建物の劣化やご家族の健康に影響をおよぼす恐れがあるため、見過ごさないことが大切です。

施工会社やハウスメーカーと現状を共有すると、寒さの原因や対応の必要性を確認しやすくなります。

説明されていた断熱性能と実際の寒さに差がある

打ち合わせ時に説明されていた断熱性能と、実際に住んで感じる寒さに差がある場合は、施工会社やハウスメーカーに確認したほうがいいケースです。

図面上の断熱等級や性能表示だけでは判断しにくく、立地や日当たり、間取りによって体感が変わることもあります。

新築住宅の場合、施工会社やハウスメーカーで一定期間、性能や施工状況を確認・相談できる仕組みがあります。

気になる点がある場合、当時の説明内容と現状の違いを伝え、プロ目線の暮らし方の工夫や改善方法など、アドバイスをもらうと安心です。

>関連リンク:注文住宅で後悔ばかりになってしまう理由とは|用途別ランキングと後悔を避ける5つのポイント

寒さ対策で改善できない場合に想定される3つのリスク

寒さ対策で改善できない場合に想定される3つのリスク

新築の寒さ対策で改善できない場合は、高血圧やヒートショックなど、ご家族の健康に影響するリスクがあります。

さらに、カビや結露が続くと、アレルギーや喘息だけでなく、木材の劣化など住宅への負担につながる可能性もあります。

想定される以下のようなリスクを解説しますので、暮らしと住まいの両面を守る参考にしてください。

高血圧やヒートショック

寒さ対策をしても改善できない住まいでは、高血圧やヒートショックのリスクが高まります。

暖かい部屋から、脱衣所や浴室など寒い場所へ移動すると、血圧が急激に上下しやすく、体に強い負担がかかります。

温度差による体の負担は気づかないうちに進行し、ある日突然重症化する可能性があるため、注意が必要です。

カビ・ダニによるアレルギーや喘息

カビやダニは、寒さと湿気が重なった住環境で発生しやすく、アレルギーや喘息につながるリスクがあります。

レジェンドホームの施工エリアでもある茨城県南部や千葉県北西部は、雪が少ない一方で、冬は朝晩の冷え込みが強い地域です。

そのため朝晩の寒暖差が大きく、湿気がこもり、カビやダニが発生しやすくなる場合があります。

カビやダニによる健康被害は、お子さまだけでなく、ご家族全員の体調にも関わる問題のため、発生を抑える工夫も重要です。

結露による木材の劣化やシロアリ被害のリスク

結露が繰り返し発生すると、柱や土台などの木材が湿気を含み、劣化につながります。

茨城県南部や千葉県北西部のように冬でも地面が凍りにくい地域では、床下の湿気がこもりやすく、木材が乾きにくい環境になりがちです。

湿った状態が続く木材は、シロアリが定着する条件になります。

放置すると木材の劣化が進み、床の沈みや建具の歪みなど、住宅の耐久性に影響するため、早めの対策が重要です。

新築なのに寒い家によくある質問

新築なのに寒い家によくある質問

新築なのに寒さを感じると、原因がわからず不安になってしまうことがあります。

家の中が外より寒く感じる理由や、階ごとの温度差、換気設備との関係など、気になりやすいポイントはさまざまです。

ここからは、新築の寒さについて多く寄せられる質問をひとつずつ解説します。

新築なのに家の中が外より寒いのはなぜですか

新築なのに家の中が寒い理由はひとつではなく、以下のような要因が重なって生じるケースが多くあります。

  • 窓まわりの断熱性や換気
  • 木造住宅の構造によるすき間
  • 24時間換気システムの性能
  • 部屋や仕切りが多いため暖房効率が悪い

日中は問題なく、朝晩だけ冷える場合は一時的な体感の違いで済むケースが多くあります。

また、冬になるたびに同じ場所で寒さを感じる場合は、年数が経っても改善しにくいため、施工会社やハウスメーカーに相談する判断も必要です。

新築なのに1階より2階が寒いのはなぜですか

新築でも、1階より2階が寒く感じるケースは少なくありません。

リビングの暖房だけで家全体を暖めようとすると、上下階が区切られた間取りでは暖気が2階まで届きにくくなります。

また、2階は屋根に近いため外気の影響を受けやすく、暖房を使っていても室温が安定しにくい点も理由のひとつです。

新築の1年目や2年目が寒いのはなぜですか

新築住宅は、床暖房やエアコンがあっても、補助的な暖房や防寒アイテムがそろわないまま暮らし始める場合があります。

そのため、住み始めの1年から2年ほどは、ラグやカーテンなどの対策が十分でなく、寒さを強く感じやすくなります。

部屋の使い分けや防寒対策が整うにつれて、寒さの感じ方は徐々に落ち着いていく傾向です。

>関連リンク:高気密・高断熱住宅のデメリットと注意点|後悔しないためのポイントとメーカー選び

まとめ|新築の寒さは「住み始めの工夫」で変えられる

この記事では、新築なのに寒いと感じる理由や、住み始めてから見直したいポイントについて解説しました。

新築住宅の寒さは、断熱性能だけが原因ではなく、間取りや換気、住み始めの環境が整っていない点が影響している場合もあります。

とくに、新築住宅で初めて迎える冬は、防寒アイテムや部屋の使い分けが十分でなく、実際の性能以上に寒く感じてしまうケースも見られます。

対策をしても特定の場所だけ寒い場合や、結露やすき間風が気になるときは、施工会社やハウスメーカーへ相談することも選択肢のひとつです。

レジェンドホームでは、茨城県南部や千葉県北西部を中心に、住み始めてからの違和感にも寄り添いながら、快適な住まいづくりをサポートしています。

新築の寒さに不安を感じている方も、これから家づくりを考える方も、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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